2013-07-07

【2】『素人にも分かる経済の真相シリーズ』 金貸しって、何?

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このブログのタイトル:「金貸しは、国家を相手に金を貸す」。
金貸しとは、いったい何なんでしょうか?
金貸し=国際金融資本家とも呼びます。
日常私達は、新聞やテレビ等で様々な世界のニュースを見ます。最近ではエジプトで再度始まった暴動、シリア問題、元CIA職員によるNSAの機密暴露事件、そしてアベノミクスでの莫大な日銀金融緩和etc・・
しかし、いつも感じるのが、「何が起こっているのか?」はだいたい分かりますが、「なぜ、その事件が起こっているのか?」が、「どうもよく分からない、スッキリしない」というのが実感ではないでしょうか。
今回は、この間の世界の事件をもとに、それがどのような構造で起こっているのかを押さえながら、「金貸しって、何?」について追求してみたいと思います。
これを勉強してもらえば、テレビ・新聞に振り回されること無く、現在の世界状況を掴む基礎を身につけて頂けると思います。
では、一緒に勉強しましょう!!
このシリーズの過去記事は以下を参照願います。
【1】経済のプロの話がわかりにくい(経済学が役に立たない)のはなんで?
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■金貸しと戦争
日本に身近なところでは、北朝鮮のロケット発射問題、尖閣諸島を巡る日中対立や対韓国との竹島問題。中東では、イランの核問題とイスラエルとの対立等。
少し前になりますが、9.11から始まったアメリカによるテロとの戦い、イラク戦争etc。実際に戦争に至った事件から、戦争の危機を煽っているものまで様々な事件が起こっています。
その度に日本を始めとした関係各国は、「危ないから最新の武器をアメリカから買いなさい。」と勧められ、莫大な軍事費を投入してきています。
 
これは「軍産複合体をもつ金貸しの罠」に嵌められているからです。
その構造を歴史分析をもとに以下に紹介します。
(以下引用部分は「金貸しの存在基盤は国家からの収奪。そのための支配戦略が戦争・革命と共認支配。」より。)

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●金貸しは戦争を仕掛ける。
金貸し支配の中核戦略は、国家を利用し、かつ国家から収奪することである。
国家の力をそぎ落としつつ、同時にボロ儲けできる最も有効な手段が戦争である。
戦争するには莫大(かつ高利益率の)軍事費がかかるからであるが、戦争まで至らなくとも、戦争の危機を煽るだけで軍需が拡大し金貸しは儲かる。

この仕掛けは、金貸しがローマ法王をけしかけて行わせた十字軍遠征に始まっている。十字軍に参戦した王侯貴族や騎士たちは軍備を整えるために多額の借金を抱える羽目になった。こうして国家勢力の衰弱と金貸し自身の蓄財と、略奪財と軍需による市場拡大という、全ての目的を金貸しは同時に達成したのである。
幕末の薩長の倒幕戦争も日露戦争も、ロスチャイルドからの支援or借金によって行われたものである。ロスチャイルドが薩長や日本を支援した狙いは、幕府やロマノフ王朝という強力な国家を衰弱させることである。実際、幕府は倒れ、日露戦争で疲弊したロマノフ王朝はロシア革命によって瓦解した。
20世紀の第一次・第二次世界大戦から戦後の東西冷戦に至るまで、全て同じ構造である。

■金貸しと革命
中東では、「アラブの春」と言われる独裁政権の打倒と民主化運動が活発化しました。最近ではトルコでも大暴動が起こり、エジプトでは政権を取ったムスリム同胞団と軍との対立により、再度暴動が起こっています。シリアでは現政権と民主化を主張する組織との対立が激化・長期化しています。その裏ではシリア現政権を応援するロシア・中国・イランと民主化勢力の裏で動いている欧米各国(その裏には、欧米金貸し勢力がいる)の対立となっています。
では、これらの革命や民主化運動は、どのような構造になっているのでしょうか?

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●金貸しは、革命を起こし、自分達に都合の良い政権を作る。
もう一つ、国家の力をそぎ落とす手段が革命を起こすことである。これはすぐさま儲かるわけではないが、金貸しに都合のよい政権を作り上げることができるので後々、必ず儲かる。
その典型がフランス革命である。そして、明治維新、ロシア革命、中共革命から現代に至ってもエジプトやリビアの民主化運動と、金貸しは同じ手口を繰り返している。
そして、こえが最も金貸しの巧妙なところですが、戦争や革命が起こる時、その裏で敵にも味方にも武器や資金を提供するのが、彼ら金貸しの常套手段です。

●金貸しは、敵にも味方にも金を貸す。
そこでは、幕府には仏ロスチャイルドが、薩長には英ロスチャイルドが金を貸したように、対立する両勢力をけしかけ金を貸すことによって、どちらが勝っても金貸しは必ず儲かるというのが常套手段である。そのようにして金貸しは世界中の国家の支配権力を握ってきた。

■金貸しと金融支配
私達は、千円札や5千円、1万円札をもって生活をしています。ではこれらの紙幣は誰が発行しコントロールているのでしょうか?
ご存じのように、国家では無く各国の中央銀行です。FRB(米国・ドル)、ECB(ユーロ圏・ユーロ)、イングランド銀行(英国・ポンド)、日本銀行(日本・円)・・・・・
そしてこれら中央銀行とは、民間企業で有り、その株主のトップが「金貸し」です。

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●金貸しは、各国に中央銀行を作り紙幣発行権を握る。
そして、国家の財を収奪する、その最終形態がイングランド銀行に始まる中央銀行制度である。中央銀行とは国家機関ではなく民間企業である。とりわけ米の中央銀行FRBは100%金貸しが出資する完全な私企業である。一私企業である中央銀行が紙幣発行権(=無から有を生み出す特権)を独占し、紙幣を刷って国家に貸付けるだけで金貸しは濡れ手に粟の莫大な利息を手に入れてきた。これは国家の借金が増えるほど金貸しが儲かるという打ち出の小槌である。そして、金貸しにそそのかされて国家は借金を積み重ねてきた。

■金貸しと共認支配
私達は、テレビや新聞で世の中で何が起こっているのか?を知ります。またその時に必ず出てくるのが、それなりの地位(大学教授や専門家、有名なコメンテーター等)をもった解説者です。その言葉を聞いて、「ふ〜ん、そうなのか。なるほど〜」と信じてしまいます。
しかし、これは大きな罠なのです。
罠?どういうことでしょうか?

●金貸しは、法制支配と観念支配により大衆を共認支配する。
金貸しが国家を支配する仕組みは簡単で、大衆を共認支配すれば終いである。
支配共認の中身は法制共認(支配)と観念共認(支配)の2つある。そして、法制共認の中身は観念共認によって規定されている。
法制支配を担っているのが官僚・警察・税務署・労基署等の国家機関であり、観念支配を担っているのが学者やマスコミで、その下で学校の教師が大衆を洗脳している。
従って、法制支配⇒観念支配の頂点さえ押えれば、末端まで支配できるようになっている。
実際、ルネサンス以来、金貸しは数万人に1人の才能を発掘しては芸術家や学者や政治家として育て、また他方では諜報機関や大学や広宣機関(マスコミ)を作ってきた。今日では、諜報機関や司法機関をはじめとする官僚機構や議会、あるいは中央銀行や大学やマスコミの中枢は、そのような金貸しの手先たち=悪徳エリートによって占拠されている。そして、彼らは一貫して、金貸しに都合の良い観念群を作り出し、学校とマスコミを通じて発信し続けている。その観念の代表が戦後教育を貫く個人主義や民主主義であり、金貸しにとってこれほど都合の良い認識はない。

金貸しは自分達に都合の良い観念を作り私達を支配しています。その代表的なものが個人主義・民主主義、そして恋愛観念についても高い価格格差の商品(宝石やブランド物等)で市場を活性化して、金貸しの世界に引きずり込む観念に過ぎないと認識すべきです。
民主主義について参考:金貸しが大衆を利用するための民主主義、大衆には名前だけの民主主義
恋愛観念について参考:自我が全ての中心という西洋人の意識が原点となって近代市場が形成された
■では、金貸し(国際金融資本家)とは、どんな企業なのか?
金貸として最も力を持っているのが、ロスチャイルド系とロックフェラー系。
現在世界は、この2つの金貸し勢力が最後の悪あがき足の引っ張り合いをし、ぶつかり合っています。
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↑戦争屋勢力:デビット・ロックフェラー系→共和党・ネオコン→日本支配に固執
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↑銀行屋勢力:ロスチャイルド系→オバマ・民主党→世界の多極化
日本の政治家・官僚・マスコミ等は、上記の戦争屋勢力の支配を最も受けています。
また、それぞれの金貸し系列には、以下のような企業がぶら下がっていると言われています。
エネルギー産業から航空・軍事産業、金融、化学、製造業、情報通信・マスコミ等まで多岐に渡ります。
これは、単なる多角経営なのではなく、これらのグローバルな企業群を使って各国・国民から富を収奪し、巧みに国家を支配します。TPPとは、このためにあります。TPP参加により、グローバル企業群の支配が始まります。

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参考:リンク
(*傘下の企業群は、その時々の勢力争いで入れ替わるのはしばしば。)
さらに彼らは、独自な諜報機関を持ちマスコミ・官僚・政治家を支配・コントロールし、自分たちの都合の良い仕組みを作ろうとします。諜報機関により言うことを聞かない政治家や官僚を叩き潰し、マスコミを使って悪のレッテルを貼り、私達大衆世論を支配します。
逆に都合の良い言いなりの政治家等には、大量の資金をつぎ込み応援に入ります。当然、つぎ込んだ資金はその後、国民から搾取し何倍にもなって金貸しに帰ってくることが前提です。
戦争屋勢力に反旗を翻し、民主党政権を作った小沢氏・鳩山氏が叩かれるのは何故か?
アベノミクストとは何なのか?日銀の大量の金融緩和は誰のためだったのか?
ここ最近、参議院選挙を前に、株価が反転し再度上がり始め、為替は円安に再度動いています。この動きは何を意味するのか?どこが選挙で有利になるのか?選挙後どうなるのか?
もう、明らかですね。
では、最後にこの「金貸し」に可能性はあるのでしょうか?彼らが作ってきた市場に可能性はあるのでしょうか?
■金貸し支配はどうなる?
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参照:リンク
世界経済は、上図のように金貸し支配の末、崩壊寸前の状況です。さらにこの間の中央銀行による大量の金融緩和(中央銀行による大量の紙幣発行→国の借金急拡大)により、各国家は破綻寸前です。

その結果、今や世界中のどの国もこれ以上借金を増やすことができない限界に達している。金貸しの最大の収益源が絶たれつつあるということであり、これが現在、金貸しが焦りに焦って暴走を重ねている原因である。
しかし、金貸しがどんな手を打とうとも、この仕組みは崩壊するしかない。言い換えれば、金貸しは国家の財の寄生虫にすぎないのであって、宿主を絞り尽くして国家が倒れてしまえば、金貸しも共倒れするしかないのである。

「金貸しは国家を相手に金を貸す」
今後、国家が破綻すれば、金を貸して儲けてきた相手がいなくなると言うことです。
金貸しとは、国家がなければ生きていけない存在、すなわち国家に生えたカビでしかないのです。
金貸し(市場)=国家に生えたカビ
参照:超国家・超市場論11 市場は社会を統合する機能を持たない
  
では、新しい可能性はどこにあるのでしょうか?さらに追求していきます。
次回は、お金を使う意味について考えていきます。お楽しみに・・・・

List    投稿者 yooten | 2013-07-07 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

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